プライマリケア

「信頼できるかかりつけの医者」を持つことは、アメリカで安心して暮らす上ではとても大切なことです。

こちらでは普通、患者さんは自分の健康に何か問題を感じた場合、まず自分のかかりつけの開業医に相談し、そこから道案内をしてもらいます。アメリカでは医者の専門分野も細分化されており、専門医制度が確立されています。疾患によっては専門医の資格がなければ診ることの出来ないものもあります。専門医を尊重するのは誤診や医療ミスを防いだり、より質の高い医療を享受する為のすぐれたシステムと思います。
  
当院を例にあげますと、まず、あらゆる病気の初期治療であれば、専門医に行くまでもなく当院で済ませることが出来ます。米国での研修や様々な外来診療経験を生かしプライマリケアドクターとして出来ることは、簡単な外傷の治療や皮膚の病気、イボなどの凍結治療、皮膚の良性のできもの摘除などです。また、性病の診療、簡単な眼の病気、耳鼻咽喉の病気、身体各部の痛みの注射による治療なども可能です。

内科の病気が多岐に渡ることは前項目で述べたとおりですが、特に内科専門医として患者さんに期待していただけることは、例えば、「健康診断でのX線の写真から内科の病変を読みとったり」、「外来で診察した患者さんの様子で、どうも他にまた別の深刻な内科の病気が隠されているらしいことを推測できること」です。そして成人病や慢性疾患など、より専門的な治療が必要な病気が見つかった場合でも、当院にてそのまま通院治療していただけます。

日本で10年、数多くの内科の患者さんの外来と入院治療にあたって来た経験、研究活動、そして米国のトレーニングで学んだことを、この地で生かしたいと思っております。

また、一般内科以外で、より専門的な診察治療が必要と判断された場合、当院と交流 のある信頼できる専門医をご紹介し、他科の専門医により詳しく診てもらうことになります.専門医の方では、自分の元へ送られてきた患者さんに対しての診断、どのような治療を施しどのような投薬をしたかというような全ての記録を当院に報告してくれます。電話やメールで治療方針について話し合うこともよくあります。ですから当院では患者さんひとりひとりの各診療科における健康の記録は全てファイルにおさめ把握していることになります。

専門医に限らず、必要に応じて、理学療法士などの各パラメデイカルやカウンセラーなどもご紹介します。

Feb 10, 2004

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