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ネットワーク外診療について 当院は多くの米国の民間保険をネットワーク内プロバイダーとして受け付けていますが、いくつかの民間保険については契約がありません。United Healthcare、Anthem/Blue Crossなどがそれに該当します。これら保険をお持ちの方であっても、ご希望があれば、ネットワーク外扱いで診療を受けることができます。 ネットワーク外診療の仕組みは以下の通りです。 1)当院からの請求額はこれまでと変わりはありません。ネットワーク内の場合には、契約に基づき支払いの減額がありますが(adjustmentといいます)、ネットワーク外の場合にはそれが適用されません。 2)年間の免責負担額(deductible)に達するまでは患者さんの負担になりますが(例えば$500など)、それを超えてしまえば保険が全額支払うようになります。例えば複数の医療機関を定期受診している方が年度途中で自己支払額がdeductibleを超えれば、後はネットワーク外の医療機関を受診しても保険会社より全額の支払いがあります。 3)処方薬代、放射線施設での検査料、血液検査施設での検査料などはネットワーク内扱いでこれまでと変わりません。 ネットワーク外で診療を続ける場合、年間の自己負担を小さくする方法は以下の通りです。 1)年初にHSA(Health Saving Account)を設定する。このHSAの金額はそのまま税金控除となる。通常の場合には、医療費が収入の7.5%(2020年からは10%)を超えた分しか税金控除とならない。 2)ネットワーク外で診療を受けた場合にもその支払額を保険会社に報告すれば、年間の免責負担額に換算される。 3)人間ドックのみ当院で受診し、病気の診療はネットワーク内の医療機関で診てもらう。 これまでもネットワーク外にも拘らず、当院を継続して受診されている患者さんが少なくありません。頻回に受診する必要がある場合はともかく、年に1−2回の受診で済むのであれば、自分の病歴を良くわかっている当院で継続して診て欲しいとのご希望です。当院としてもご期待に沿えるよう、誠意を持ちしっかりと対応させていただきます。
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