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当クリニックでは、コンシェルジュ型の診療も行っています。新しい開業形態で、いわば会員制の特別な医療サービスに当たります。特に、アメリカの個人保険が高額で保険加入の難しい方、ドクターへの頻回なコンサルテーションが必要な方などに適しています。 通常、患者さんは保険会社との契約により医療保険のポリシーを購入し、毎月一定の金額の掛け金を支払います。病気や怪我の際には、その保険を取り扱うドクターのオフィスを受診し、医療サービスを受け、その診療費は保険会社が支払うことになります。 現在アメリカで問題になっているのは、この医療保険のポリシーを維持するための毎月の掛け金が、急激に増加していることです。もし何らかの既往症のある人が、個人で新たに医療保険に加入しようとすると、一人につき毎月$2000近くになることもまれではありません。この自分の掛け金の多くは、営利企業である医療保険会社の利益となったり、自分とは全く関係のない人物の高額医療費として消えてしまうことになります。 一方、コンシェルジュ診療では、患者さんとドクターが診療サービスの契約を結びます。患者さんが毎月一定金額の会費をドクターに納めるかわりに、ドクターは契約で示された医療サービスを提供します。契約に基づく支払いはすべて自分の健康を担当する主治医に渡ります。一般に患者さんは、外来診療に関する限り、その会費以外の診察費をドクターに支払う必要はありません。契約の範囲内で何度オフィスを受診しても構いませんし、また電話やEメールでより日常的に健康の相談をすることもできます。いわば会員制クラブのような手厚いサービスを受けることができます。 当クリニックの提供するコンシェルジュ診療では、そのサービス内容により、外来診察が主な基本プランから、胃カメラを含む人間ドックを含んだ特別プランまで、いくつかのオプションをご用意しています。例えば基本プランには、外来での診察費、電話での相談料、当クリニックで行う一般検査、年一回の健康診断(ベーシックな血液検査込み)が含まれます。特別プランではさらに、病気の診断に必要な血液検査(特殊検査を除く)、年一回の人間ドック(胃カメラ、腹部超音波などを含む)の費用などが含まれます。但し、他施設での検査(放射線関係検査など)、専門医や救急外来への受診費用、処方薬の購入費用、病院への入院費用などは含まれていません。 アメリカでは、国民皆保険を標榜する医療改革による歪みが原因となって、これから内科医やプライマリケア医が大幅に不足していくとされています。病気となっていざ病院を受診しようとしても、すぐに診てくれる良いドクターがなかなか見つからないという時代がやってきます。時間や保険の制約に縛られずに自分の納得できる診療を続けたいという理由から、コンシェルジュと呼ばれるこの新しい診療形態に移行するドクターは、これから益々増えてくるといわれています。 当クリニックでの会員制のコンシェルジュ診療にご興味のある方は、オフィスにお問い合わせください。
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