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Urgent Care

アメリカに居住していて、夜間や週末などに病気やケガなどの救急の事態が生じた場合に一体どうしたら良いのか、日頃から不安に思われている方が少なくないと思います。アメリカで、自分の担当医(PCP:Primary Care Physician)のオフィスの診療時間外に受診できる医療機関には、2つの選択肢があります。

一つは、いわゆるHospitalと呼ばれる大きな病院の救急部(Emergency Department; ED、Emergency Room; ER)です。通常、各市(City)には、Community Hospitalと呼ばれる民間の基幹病院があります。地域によっては、University Hospital などの教育病院の存在することもあります。Stanford University Hospitalなどはこれにあたります。これらの大きな病院には、24時間オープンの救急部があり、救急専門医が24時間診療に当たっています。血液検査や各種の画像診断をその場で行うことができ、必要な場合には、そのまま入院することもできます。この一見良さそうなHospital救急部の大きな問題点は、待ち時間が非常に長いことです。救急部を訪れると、まず受付で、患者さんの重症度による振り分け(Triageと呼ばれます)が行われます。比較的軽症の患者さんは、実際の診察まで長時間待たされることが少なくありません。例えば腹痛で受診し、7時間も待たされた挙げ句、虫垂炎(盲腸)ということがわかり、緊急手術になったという話もあります。また、Hospital救急部を受診すると、かなりの費用がかかります。アメリカの医療保険をお持ちの方は、通常の医師オフィスへの受診(office visit copay)よりも高額に設定された(ER copay)を支払えば済みますが、もし保険なしで受診したりすると、後日途方もない額の請求書を受け取ることになりかねません。例えば、病院救急部を受診し、CTなどの画像診断を行い、一晩経過観察などをしたりすると、すぐに1-2万ドルの費用がかかってしまいます(アメリカは世界で一番医療費の高額な国であることをお忘れなく)。

一方、簡単な外傷や軽症の病気などでは、いわゆる市中の”Urgent Care Center”で十分対応できることが少なくありません。Urgent Care Centerは予約の必要がありません。一般に、Hospitalの救急部に比べて待ち時間が短く、また、必要に応じて、簡単な血液検査やX線検査もしてくれます。各種の医療保険を受け付けてくれることが多く、その場合の患者さんのcopayなどの自己負担額も、Hospital救急部への受診よりも少なく設定されています。

Urgent Care Centerで良いのか、Hospitalへの受診が必要なのか、判断が難しいこともあります。一般に、Urgent Care Centerで対応できるのは、風邪、発熱、頭痛、咽頭痛、咳、軽度―中等度の喘息発作、腹痛、下痢、吐き気、アレルギー、発疹、鼻出血、耳痛、眼の症状、軽度の火傷、皮膚の切り傷、刺し傷、骨折その他の軽度の外傷、異物、関節痛、腰痛、排尿痛、婦人科出血など、入院を要しないと思われる症状あるいは状態です。

これに対して、Hospitalの救急部を早急に受診すべき状態は、呼吸困難、意識の混濁や低下、高血圧や高コレステロール血症の既往のある人の突然の手足の麻痺やしびれ、激しい頭痛、胸痛、中等度以上の腹痛、大きな出血、中毒、中等度から重症の火傷、けいれん、重症の頭部、頸部、背中の外傷などです。生命にかかわるような事態では、すぐに911に電話し、救急隊(EMT)の助けを求めてください。ただし、これらの振り分けはあくまで一つの目安です。判断が難しい場合には、Hospitalの救急部を受診するのが安全でしょう。

Urgent Care Center受診に際して、注意すべきは以下の通りです。
1. 緊急時に際してあわてないように、日頃から受診すべき近くのUrgent Care CenterやHospitalを決めておきましょう。
2. お持ちの医療保険によっては、受診できるUrgent Care Centerが指定されている場合があります。あらかじめ、保険会社に問い合わせておくとよいでしょう。
3. Urgent Care Centerは、24時間オープンしているわけではありません。一般に平日は、朝8時頃から夜6-8時頃まで、土日は、朝9時頃から夕方4-5時まで、というところが多いようです。あらかじめ電話をして、オフィス時間を確認してください。
4. 自分の担当医(PCP)や専門医(specialist)によるフォローアップを受けるよう指示がでた場合には、休み明けに必ず受診するようにしましょう。

以下に、シリコンバレー地区の主なUrgent Care Centerのリストを挙げます。これはあくまで、患者さんの利便を考えての掲載であり、以下の施設と当クリニックとは業務提携などの関係は一切ありません。従って、各施設での診療の内容やトラブルなどについて、こばやしクリニックでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。
 

Camino Medical Group Urgent Care 
701 E. El Camino Real, Mountain View, CA 94040 
Tel. 650-934-7800
www.caminomedical.org/urgentcare

 

Cupertino Medical Center Urgent Care 
20289 Stevens Creek Boulevard, Cupertino, CA 95014 
Tel. 408-996-8656

 

Fremont Urgent Care 
3161 Walnut Avenue, Fremont, CA 94538
Tel. 510-796-1000
www.fremonturgentcare.com

 

Palo Alto Medical Foundation Urgent Care
First Floor, Lee Building
795 El Camino Real, Palo Alto, CA 94301
Tel. 650-853-2958
www.pamf.org/urgentcare

 

Pinnacle Healthcare 
7793 Wren Avenue, Gilroy, CA 95020
Tel. 408-8848-0444

 

Samaritan Medical Care Center 
554 Blossom Hill Road, San Jose, CA 
Tel. 408-281-2772

 

San Jose Medical Group Urgent Care Center 
625 Lincoln Avenue, San Jose, CA 95126 
Tel. 408-278-3620
www.sanjosemed.com/SJMG/AboutUs/WillowGlen.asp

 

South Bay Childrens Medical Urgent
15495 Los Gatos Blvd #F, Los Gatos, CA 95032
Tel. 408-356-8412

 

Washington Clinic/Fremont
2500 Mowry Avenue, Suite 212, Fremont, CA 94538
Tel. 510-608-6174

www.whhs.com/facilities/clinics/fremont.htm

Shuichi Kobayashi MD

2490 Hospital Drive, Suite 105

​Mountain View, California 94040

​Tel. 650-962-4630

Fax. 650-962-4631

Email. info@kobayashi-naika.com

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